油絵を始めるために、知っておきたい大切なこと
絵を本気で始めたい、多くの人が油絵の具を選びます。 それは、油彩画という伝統的な絵具技術への憧れ。 ですが、ほとんどの人は油絵について何も知りません。 そこで、これから大好きな絵を描いてもらえるように、油絵を始める方のた…
あなたの好きな絵は?
絵を本気で始めたい、多くの人が油絵の具を選びます。 それは、油彩画という伝統的な絵具技術への憧れ。 ですが、ほとんどの人は油絵について何も知りません。 そこで、これから大好きな絵を描いてもらえるように、油絵を始める方のた…
「階段を降りる裸婦NO.2」 この絵の出現はまさに「事件」でした。 1913年2月、フォーヴィズムやキュビズムなど、ヨーロッパの最新美術を初めて本格的に紹介する国際美術展がニューヨークで開かれたとき、23歳の画家デュシャ…
絵が生まれつき下手なのは仕方ないことです。 でも、誰でも絵画を愛する気持ちや、憧れを抱くことは人間の自由。 実は、「画家になっている人の半分は絵が下手だった」という事をご存知でしょうか。 絵の生まれ持った才能は、8歳から…
歴史上最高の名画といわれている「モナ・リザ」。 ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」やミケランジェロの「システィーナ礼拝堂」と並び、最高の名画とされてきた天才レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた女性「モナ・リザ」ですが。。 …
ジョン・カンスタブルはおそらくイギリスのすべての風景画家のなかで、最も偉大な独創的な存在といえる。 とりわけ故郷サフォークのストゥア川流域、ソールズペリ大聖堂、ハムステッド・ヒースの景観が有名。 田舎で生まれ育ち、イング…
世界的に見て現在のアートブームは、版画ではなく原画(タブロー)が中心に売れています。 20~30年ほど前に比べると、版画の人気が売り上げの半分ほどだったのが、今では版画(リトグラフ)はまったく売れていないようです。 なぜ…
どの世界でも、素直な人は伸びるのが早いとよ言われる。 芸術でもスポーツでも、ビジネスでも素直な人はそうでない人より確実に伸びるのが早い。 僕のアートスクールでも、やはり素直な人は絵の上達が早いですね。 初心者で、初めて油…
エル・グレコは、ベラスケスやゴヤと並び称されるスペイン3大画家のひとり。 けれどこの画家は、本名をドメニコ・テオトコプーロスといい、地中海のクレタ島で生まれたギリシャ人なのです。 イタリアで10年修業を積んだ後、スペイン…
人が絵を描くという行為の歴史は古い。 太古の頃より、土、動植物、あるいは細かく砕いた鉱石など身近にある顔料、すなわち有色の微粉末を使って絵を描いてきました。 たとえ同じ鉱石から作ったものであっても、粒子の細かさや粗さで微…
どんな世界でも自分のメンターがいれば、いろんなことを教えてくれたり学ぶことができます。 普段の生活では、なかなか自分の思っている人には出会えないものです。 でも、理想の人に近づくにはその手順や、経験者からのアドバイスが成…
テンペラ画は、中世においては、板に描くための標準的な技法でした。 水に溶いたタンパク質が乾くと固着する、という性質を利用して、絵の具を固定する方法です。 卵黄がその材料として特に優れていると言われています。 中世の教会で…
ヤコポ・ティントレットは、ティッティアーノ亡きあとのヴェネツィア最大の画家でした。 島の共和国に生まれ、めったにそこを離れることなく、自分の家族と芸術以外にほとんど関心を示さなかった。 対抗宗教改革にわきかえった時代風潮…
美術学校では、西洋のギリシャ彫刻を描くことが一般的な勉強法です。 デッサンに必要なことを、木炭画によって多くを学びます。 描くことで、誰もが必ず成長して上手くなれる造形デッサンですが、その反面、実際に画家たちが行ってきた…
「絵が早く上手くなりたい」と、思うことは誰にでもあると思います。 でも、みんなそう簡単には上達できない。 しかし、中には早いペースで順調に上手くなって活躍している人もいますよね。 「どのようにすれば、あのようになれるのか…
1901年、セザンヌは故郷のエクス・アン・プロヴァンスの郊外に1軒の家を建てた。 そしてその2階のアトリエは、制作中の大作を出し入れするために、大きな窓をつけました。 当時60代で病気がちだったセザンヌが、アトリエの窓を…
静物画や人物画と違い、風景画を描くのは難しいとされています。 静物や人物は、目の前にあっても自分より小さい空間や、自分と対等としての同じ空間に存在しているからです。 だが、風景は広大で遠近があり、画面に描くのにも描く範囲…
美の価値というのは人それぞれ。 自分の美の価値を、他人が理解するには時間がかかります。 自分が他人の美の価値に共感を感じたときは、自分の価値と比べてしまいますよね。 でも、まったく違う素晴らしいものに出会った場合でも、自…
アメデオ・モディリアーニの生涯は短く不安定で、悲劇的だった。 イタリアの生家で一家の知的雰囲気に刺激された彼はパリに出たが、極端な貧困の中で暮らし、酒と麻と数々の恋人たちに慰めを見いだした生活をしていた。 ほかの画家や詩…
モデルを前にして、どのように描くかは、描く人に委ねられた問題です。 しかし、初めて人体を描くという場合、どこからどう描き始めるのかはなかなか難しいかもしれませんね。 ガイドブックに頼らず、まず観察を手掛かりに多く描くとい…
絵はどのようにすれば上達できるのか。 上手くなるにはどうするべきなのか、という悩みを持つ人が多い。 はっきり言って方法としては、学んだことを実践していくことしかありません。 いくら理屈をこねても、実践をくり返さない限り、…
ルーカス・クラナッハは当初こそ無名だったが、やがて画家として名を成し、富を得た。 ドイツ・ルネサンス期において、彼にまさるのはデューラーだけだ。 彼は50年間にわたって、ヴィッテンベンクの宮廷で歴代のザクセン選帝候に仕え…
画家になるにはやはり運も必用です。 もちろん、努力している人に運はやってきますが・・・ 環境的なところから優遇されて、運をつかんでいる人もいます。 絵を描くなんて考えられないような人が、ある日突然画家になる事だってあるの…
人間の美の感覚は幼い時から、すでに備わっている。 幼い子供にも、自分の好き色や形があるように、自分の感覚でそれを判断して感じています。 それはとても不思議な事のようですが、誰にでも持っている感覚。 成長する過程で人は自分…
貸し職人という下層階級から身を起こした、ロレーヌ出身のクロード・ジュレは、装飾画家の助手になり、やがて、そのっ時代を代表する傑出した風景画家の1人となった。 クロード・ジュレは一般にクロード・ロランと呼ばれています。 成…
今日、久しぶりに美術館に行ってきました。 お目当ては、日本でも人気上昇中のフェルメールですが、僕は密かにレンブラントとロイスダールにも期待していた。 ところがこの2人の作品は1点も来ておらず、全体的にさみしい17世紀オラ…
絵を描いている人は、展覧会で自分の作品を発表したいと誰もが思うはず。 せっかく一生懸命に描いた作品を、多くの人々に見てもらいたいと考えることは自然なことです。 そして、自分の絵の評価についても、気になるところですよね。 …
日常生活のなかで、自分がやりたいことを見つける。 意外に難しく考える人は結構多いようです。 逆に好奇心が多くて、「何を本当にやりたいのか」悩む人もいます。 こういう時は、ふと、やりたいと感じる小さなことから始めると、自分…
ヤン・ファン・エイクは、おそらくネーデルランド絵画史上、最も有名な人物です。 若いころのことはほとんど知られていないが、すでに1420年代には画家としてかなり名が知られており、ヨーロッパで最も華麗な宮廷の一つといわれたブ…
もし、あなたが絵画の購入を考えているのなら、描かれている作品の画材についての知識を、身につけておいた方がいいかもしれません。 一点物の独立した、板絵やキャンバスに描かれた絵を「タブロー」といいます。 このタブローには、い…
「革新」を意味するイノベーションは、「前例のないことを実行する」ことです。 技術革新やシステムの刷新など、社会の変化につながるようなイノベーションのためには、経験よりも直感がモノをいうことが多い。 常に時代の最前線にいる…