絵画に必要な「4つの美」

西洋絵画に求められる美には基本的に「4つの美」があります。

それは、造形美、線の美、色彩美、メチエ美。

この4つの美は歴史的に見ても、すべての巨匠たちが守ってきたことです。

自分の描く絵を少しでも良い絵にしたいなら、まずはこの基本をマスターすることをオススメします!

 

絵画の「造形美」

西洋絵画で大切なのは造形です。

造形とは、ものの基本的構造を意味します。

その造形は、画家によってとらえ方と表現方法が少し違いますが、基本的には立体的に省略して描かれる。

物の質感から、重量感、大きさ、奥行き、空間まで表現できる構造を、造形として大きく捉えることが求められます。

造形美は画家の目でみた形をさらに美しく表すことで、絵画的な美しさが実現されます。

その基本造形はデッサンと大きく関わっており、デッサン力によってその効果が発揮されます。

デッサンによる厚みを絵画的に出していくことは画家にとってとても重要なことです。

巨匠たちの造形美は、1人1人違います。

貴方も自分の造形美を独自の感覚で描いていきましょう。

 

絵画の「線の美」

絵画の基本で最も大切な線。

線は面を生み、その面は造形を生み出します。

画家の個性が出やすい線ですが、画家として「線の美」の追求はとても大切です。

線の美は絵画にも大きな影響を与えているので、けっして手を抜いてはいけません。

線は西洋絵画だけでなく、東洋絵画でもとても貴重な絵画技術なのです。

線の美はあなたの個性を最も早く表現できる方法の一つでもある。

線には、自分の性格や感情が現れやすく、精神性によって大きな違いも生み出します。

古代から画家は線を描くことをとても厳しく教えられてきました。

正しく美しい線や独自の線で描けるようになってこそ、一人前の画家と認められたのです。

画家を目指すなら、「線の美」の追求をしましょう。

 

絵画の「色彩美」

絵画が最も鑑賞者に影響を与えるのは「色彩の美」です。

優美であり、奇抜でもある、美しい絵画世界は、画家の感覚によって描かれた「色彩美」の影響が最も大きい!

絵画の色彩は絵具によってなされます。

その絵具の色の扱いによって、さまざまな色彩を生み出せるのは「画家だけの特権」でもある。

古代人からすれば、美しい色彩を生み出せる画家は魔術師や神の使いとして、とても尊敬されていました。

画家は自分の色彩感覚で、絵画世界の特徴を最も純粋に表します。

大昔から線と色彩はとても大切に思われていて、男と女のように表裏一体であり、どちらも絵画に必用な表現手段でした。

人間の心を引き付ける色彩は、絵画芸術によって人の心を癒したり、夢を与える世界の入口だといえます。

画家を目指すなら自分の色彩感覚を磨き、線と同時に自分の個性を表せるように訓練しましょう。

 

絵画の「メチエ美」

「メチエ」という言葉はあまり聞き覚えがないと思います。

フランス語ではmetierde。

意味としては絵の技術や技巧、絵肌、手仕事を意味します。

絵画の技術は画家の技法によってさまざまですが、画面の表現の美しさは絵の魅力の一つです。

絵の「メチエ美」は画家の仕事や技術、性格や人生観まで伝わってきます。

メチエによる美は絵画鑑賞で最も関心を寄せる部分でもあり、絵画購入のきっかけとなることもあります。

独自のマチエールから、制作方法に至る技法の全ては「画家のメチエ」として捉えられるため、自分の絵の仕上げには十分に神経を注ぎましょう。

 

まとめ

画家に必要とされる「4つの美」について簡単に書きました。

今のあなたの絵にはこの「4つの美」が含まれているでしょうか?

含まれているならあなたは上級者です。

もしそうでない場合は、是非、自分独自の方法で習得していきましょう!

貴方の個性を活かすには、まず基本をマスターして、

それを自分の表現方法でアレンジして追求していくことです。

・圧倒的な美の世界を創造しよう!!!

・ラファエル前派の魅力

・自己肯定していくと早く成功する

・チャレンジし続ければ必ず結果を出せる!!!

・絵を描き続けるには強いメンタルが必要!!

・あなたの美的センスで絵は決まる

・自分の苦手意識を克服してこそ画家になれる

・情熱とエネルギーがあれば絵が下手でも何とかなる!

・素直な人ほど伸びる絵画の世界

・心の準備が出来ていればメンターに出会える

 

ABOUTこの記事をかいた人

テソン

画家活動をしています。西洋絵画を専門としていますが、東洋美術や歴史、文化が大好きです。 現在は、独学で絵を学ぶ人と、絵画コレクター、絵画と芸術を愛する人のためのブログを書いています。 頑張ってブログ更新していますので、「友達はスフィンクス」をよろしくお願いします。