絵画の実力は実践によってしか身につかない
絵はどのようにすれば上達できるのか。 上手くなるにはどうするべきなのか、という悩みを持つ人が多い。 はっきり言って方法としては、学んだことを実践していくことしかありません。 いくら理屈をこねても、実践をくり返さない限り、…
あなたの好きな絵は?
絵はどのようにすれば上達できるのか。 上手くなるにはどうするべきなのか、という悩みを持つ人が多い。 はっきり言って方法としては、学んだことを実践していくことしかありません。 いくら理屈をこねても、実践をくり返さない限り、…
ルーカス・クラナッハは当初こそ無名だったが、やがて画家として名を成し、富を得た。 ドイツ・ルネサンス期において、彼にまさるのはデューラーだけだ。 彼は50年間にわたって、ヴィッテンベンクの宮廷で歴代のザクセン選帝候に仕え…
画家になるにはやはり運も必用です。 もちろん、努力している人に運はやってきますが・・・ 環境的なところから優遇されて、運をつかんでいる人もいます。 絵を描くなんて考えられないような人が、ある日突然画家になる事だってあるの…
人間の美の感覚は幼い時から、すでに備わっている。 幼い子供にも、自分の好き色や形があるように、自分の感覚でそれを判断して感じています。 それはとても不思議な事のようですが、誰にでも持っている感覚。 成長する過程で人は自分…
貸し職人という下層階級から身を起こした、ロレーヌ出身のクロード・ジュレは、装飾画家の助手になり、やがて、そのっ時代を代表する傑出した風景画家の1人となった。 クロード・ジュレは一般にクロード・ロランと呼ばれています。 成…
今日、久しぶりに美術館に行ってきました。 お目当ては、日本でも人気上昇中のフェルメールですが、僕は密かにレンブラントとロイスダールにも期待していた。 ところがこの2人の作品は1点も来ておらず、全体的にさみしい17世紀オラ…
絵を描いている人は、展覧会で自分の作品を発表したいと誰もが思うはず。 せっかく一生懸命に描いた作品を、多くの人々に見てもらいたいと考えることは自然なことです。 そして、自分の絵の評価についても、気になるところですよね。 …
日常生活のなかで、自分がやりたいことを見つける。 意外に難しく考える人は結構多いようです。 逆に好奇心が多くて、「何を本当にやりたいのか」悩む人もいます。 こういう時は、ふと、やりたいと感じる小さなことから始めると、自分…
ヤン・ファン・エイクは、おそらくネーデルランド絵画史上、最も有名な人物です。 若いころのことはほとんど知られていないが、すでに1420年代には画家としてかなり名が知られており、ヨーロッパで最も華麗な宮廷の一つといわれたブ…
もし、あなたが絵画の購入を考えているのなら、描かれている作品の画材についての知識を、身につけておいた方がいいかもしれません。 一点物の独立した、板絵やキャンバスに描かれた絵を「タブロー」といいます。 このタブローには、い…
「革新」を意味するイノベーションは、「前例のないことを実行する」ことです。 技術革新やシステムの刷新など、社会の変化につながるようなイノベーションのためには、経験よりも直感がモノをいうことが多い。 常に時代の最前線にいる…
サンドロ・ボッティチェリはルネサンスを代表する芸術家の1人であり、生涯のほとんどを生地フィレンツェで過ごした。 全盛期には、フィレンツェでとびきり注文の多い画家となり、繁盛する工房を運営しました。 1度だけフィレンツェを…
レストランや他人の家にお邪魔すると、必ず絵が飾っている。 僕はいつも、なぜこの人はこの絵を買ったのだろう? と、考えるくせがあり、いろんなことを思うのです。 絵の質や内容によって、その人の趣味や性格、人柄を想像してしまう…
ミケランジェロは美術史上、最も偉大な芸術家の1人に数えられる。 彼の華々しい業績には、絵画、彫刻、建築、さらには詩まで含まれています。 誇り高いフィレンツェ市民であった彼は、最初からその英雄的な才能によって家門の地位を高…
突然ですが、皆さんは二つの出来事がある場合、どちらか一つを選ばなければならないとしてら、どちらを選びますか? 一つは、あまりやりたくないけど、周りから見たら良く見えること。 もう一つは、周りの評価は関係なくて、自分の気持…
油絵道具をそろえるのも、油彩画を始める楽しみの一つです。 油彩のオイルの種類も多いですが、画材メーカーも多いですよね。 そこで、これまで、僕があれこれ試した結果、自分に合うメーカーをここで紹介したいと思います。 おすすめ…
イタリアの作家で政治亡命者の息子として生まれたダンテ・ゲイブリエル・ロセッティは、詩人としてばかりでなく画家としての天分にも恵まれていた。 他人を圧倒するカリスマ的な性格をもち、20歳の時イギリス美術の改革を目指して結成…
あなたは、10年前の自分が一体何をしていたのか、おぼえていますか? 10年前あなたは、どんな「決意」をしましたか? そして10年たった今、あなたはどのような「結果」を手に入れているのでしょうか。 自分の「決断」で人生は大…
1777年のある日、ドイツの作家ヴェルヘルム・ハイゼンは、朝から古代ギリシャ神話をまとめた1冊の本を読みふけっていました。 「牧歌」という題のその本の中で、その日たまたま読んでいた箇所には、全能の神ゼウスの双子の息子かカ…
近年も人気のある巨匠フェルメールは、美術史家や美術ファンだけでなく、犯罪者や、テロリストの標的にもなっています。 現存する作品も、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく数が非常に限られていて、「世紀の贋作事件」にも巻き込まれる…
アンソニー・ヴァン・ダイクは、美術史上最も成功した肖像画家の1人です。 彼が描き出した、イギリス国王チャールズ1世の宮廷の華麗なイメージは、同時代にはかり知れないほどの影響をおよぼしたばかりでなく、以後200年にわたるイ…
油彩画の古典技法の一つグリザイユ・・・ 皆さんは聞いたことがありますか? このグリザイユ画の技法は、現在の画家たちのあいだでも議論が絶えない画法です。 その画法というのは、白と黒だけを使って下描きをした絵に、薄い色彩をグ…
ヤーコプ・ファン・ロイスダールは、17世紀後半の優れた風景画家でした。 オランダのハールレムで働く画家の一族に生まれ、叔父のサロモン・ファン・ロイスダールは一世代前の画家たちの中でも最も才能のある風景画家です。 ロイスダ…
名画を見るとなぜか、すごい力を感じますよね。 名画に限らず僕らのような一般の画家たちの作品でも、そのような感覚を感じることはよくある事です。 これは人間の不思議な力だと思います。 人が心を込めて作った物には、なんだか「美…
ハンス・ホルバインは、ドイツの有名な画家の息子であり、スイスで画家として働いていました。 宗教改革の混乱が起こると、1532年に仕事を求めてイギリスに渡ります。 最初にロンドンに滞在した時は、偉大な政治家でもあったサー・…
日本では、お年寄りから若い人まで、古美術を趣味としている人が意外に多い。 もちろん最近は、お宝発見番組もよくテレビで放送されていますが、そんななか・・・ 僕の先生の一人、風景画の先生の作品が出ていました。(もうお亡くなり…
マドリード王宮の代表的な宮廷画家ベラスケスは、3歳から8歳までのマルガリータ王女の肖像画を、全部で5枚描いています。 その中でも、彼の最晩年の作品「青いドレスのマルガリータ王女」は、最も美しい1枚と評価が高い。 しかし、…
アルブレヒト・デューラーは北方ルネサンス最大の画家で、宗教をテーマにした劇的な木版画と精妙な銅版画で有名です。 デューラーの芸術は北方ヨーロッパと南のイタリアの伝統の融合が見られ、ヴェネツィアを訪れた際に接した同地の絵画…
アート制作でなぜか、やる気が出ない時って誰にでもあると思います。 アート制作で大切なのは独創性ですが、いつもそう簡単にいいアイデアが浮かぶわけでもありませんよね。 頑張っていてもなかなか成果が出ない、なかなかいい方法がひ…
この「友達はスフィンクス」を見てくれている皆さんは、美術館での絵画鑑賞で「観察眼を鍛えている」と思います。 絵画鑑賞は見れば見るほど、新しい発見があり巨匠たちの素晴らしさを感じることになりますね。 美術館でも絵画の解説は…