自分の苦手意識を克服してこそ画家になれる

誰でも絵を勉強していると、苦手なことにぶつかります。

どのようなことでも、初めて学び実践することで「得意なこと」と、「苦手なこと」がうまれる。

これは絵を描くだけでなく、人間生きていると誰でも経験をするものです。

でも、その苦手意識は、あなたのただの「思い込み」かもしれませんよ。

全力でなにかに取り組むことで、自分の道を新たに切り開くことにもなるのですから。

絵を描いていくのなら、どのようなことにでもぶつかっていく勇気が必要です。

あなたにも必ず、その力は備わっているはず!!

 

苦手なことがあって当たり前!!

人間誰でも、得意、不得意なことがあるものです。

苦手なことはあって当たり前なのですが、それを気にして悩みすぎるのもよくありません。

悩みを持つ人は自分に「自信がない」というところがあるようですが、はっきり言ってそのような「自信を持たないといけない」ということを考えない方がいい。

「自信がないのは当たり前」と考えましょう。

自分に自信がないとは、周りを気にした自分のプレッシャーだと思います。

あなたは自信がなくてもいいのです。(自信があればあるでいい)

普段通りの自分で、頑張って生きていれば何も問題ありません。

 

苦手意識とぶつかっていこう!!

誰にでも苦手意識を持っているものですが、苦手なことをどうしても必要な場合は、勇気を出してぶつかっていきましょう!!

苦手なことをするのは本当に大変ですが、それをいつまでも持っていると自分の目標を達成できない場合があります。

「自分の苦手なこと」が「得意な人」もいるはずです。

いろんな人の意見を聞いたり相談して、アドバイスしてもらうことから始めてみてください。

得意な人たちを観察して、自分にもできる方法を見つけていくのです。

必ず、自分の方法が見つかるはずです。

 

「苦手意識」はあなたの「得意意識」になる!!

自分の苦手意識に悩む人は、書店でそのことに関する本を買うでしょう。

また、ネットで検索してみたりして、どのようにすればいいか調べると思います。

でも、本気で苦手意識を克服するには、1冊や2冊の本を読むだけでは解決できない。

僕の経験では、あらゆる資料を探り当て、読みあさり、研究しまくり、そして自分のものにしてきました。

そして、いつの間にか気がついたときには、「自分の苦手意識」は、「自分の得意意識」になっていました。

過去に自分の苦手だった分野は、今では僕はそのスペシャリストになっています。

本気で学ぶことで、知らない間に嫌いだったことの「専門家」になってしまったということですね。

あなたの「苦手意識」は、あなたの「得意意識」になるかもしれませんよ!

 

「自分が好きなこと」は、「今の自分に必要なこと」かも!!

あなたは苦手なことと反対に、自分の得意なものや好きなことがあるはず。

あのような○○が好き、あの○○がなぜか好き、など、あなたの日常生活には、好きなものがたくさんあると思います。

その「好き」と感じることには、

今、これから、自分に必要な要素が隠れているということです。

例えば、「ゴッホのひまわりの絵」が好きで仕方がない場合、、

その絵の中にある何かが、今の自分に必要なことがあるということなのです。

テレビを見ていても、道を歩いていても、自分の気持ちが「好き」だと感じたことには、「今の自分に必要な何か」があると思います。

または、あなたにもそうなれるというヒントかもしれません。

 

自分のスピリットに目覚めよう!!

「自分のスピリット」とは、「本来の自分」のことです。

社会で生きていると、なぜか人を気にして自分らしく生きれない場合がある。

先ほどもお話しましたが、「自分に自信がない」、「苦手意識」と、いろんなことがあります。

でも、そのようなことは、周りと比べていることが原因だと思います。

まだ絵を描き始めたばかりの初心者、勉強中の人がそのようなことを気にする必要はまったくありません。

自信がなくて当たり前、苦手意識があっても普通のことです。

みんなが同じようなことを考えて「不要な思考」をし過ぎている。

絵の世界は実力の世界ですが、別に無理に「自信」を持つ必要はないし、今の自分でいいのです。

自分の良い部分を伸ばし、環境を作り、「苦手意識」を「得意意識」に変えることで、少しずつ確実に「素晴らしい自分」になっていきます。

後にいつの間にか、それは自分のなかで普通になり「自分の自信」というものになっているのだと思います。

 

まとめ

自分の苦手意識というものは、克服する努力をしない限り、一生続きます。

放っておいてもよいことと、どうしても克服しないと前に進めない場合があります。

前に進むのに必要なスキルは、必ず克服するようにしてください。

大変なことですが、その「苦手意識」はあなたの「チャンス」になるかもしれませんから。

「苦手なこと」は「好きなこと」と併用して自分の武器にしていきましょう。

そうすることで、あなたの芸術は自分が想像していた以上の成果を出すことになるでしょう!!

・「カラヴァッジョ展」を見て感じたこと

・「スーラ」静かな実験主義者

・「聖母マリア」の処女受胎思想

・「絵の評価が高い人」のタイプの要素は5つある

・絵画で大切なのは色彩!

・あなたの美的センスで絵は決まる

・画家は変化していくもの

・絵が上手くなるコツはある

・美術館はデートに相応しい場所なのか??

・目標のハードルを下げると上手くいく!!

・人物画を得意とした巨匠たち(ティッティアーノ、ベラスケス、グルーズ、ルブラン)

ABOUTこの記事をかいた人

画家活動をしています。西洋絵画を専門としていますが、東洋美術や歴史、文化が大好きです。 現在は、独学で絵を学ぶ人と、絵画コレクター、絵画と芸術を愛する人のためのブログを書いています。 頑張ってブログ更新していますので、「友達はスフィンクス」をよろしくお願いします。