油絵の基礎知識を習得するまで、3枚描けば慣れてきます。
人によって能力や感覚は違いますが、油絵の具を使うと必ず多くの疑問が出てくるはずです。
油絵の上達の早道としては、自分の技術力と道具に対する理解力が、大きくかかわってきます。
画力向上と同時に、油絵の基本を覚えましょう。
油絵初心者は8号から15号以内で描くといい
油絵初心者は8号(45.5×37.9㎝)から15号(65.1×53㎝)以内で描くと描きやすいでしょう。
あまり小さすぎると細い筆を使いますし、絵具がはみ出すおそれがあるので、絵具になれるまでは小さい作品は避けましょう。
(細かい作業が好きな人は、3号から始めてもいい)
作品が大きすぎても、絵具の塗る範囲が広くなるので初めは塗る作業に追われてしまうからです。
体の大きさにもよりますが、だいたい15号までがいいように思います。
油絵初心者は下描きに時間をかける方がいい
油絵初心者はまず、下描きを入念にするとをお勧めします。
まず構図を決めて、物の形を正確に捉えましょう。
なぜ時間をかけるのかと言うと、下描きが適当だと後の作業が台無しになるからです。
形がくるっていると後の修正が大変で、余計に時間がかかるでしょう。
下描きで入念に完成画を思い描いて下描きができれば、どの段階でも絵になっているはずです。
(木炭で下描きは間違っても消しやすい)
油絵初心者は少ない色で描く練習をしよう
油絵初心者は下描きは2色、3色ほどで中間色と影を表現し、光を表現します。
その後、上描きしますが絵を描く前に使う色を決めておきましょう。
初めは少ない色を混ぜて、色のトーンが分かりやすい題材を選ぶと楽です。
あとは絵具になれることで、自分の好きな色を使っていきます。
(もしパステルカラーが好きなら、パステルカラーを作る練習をしましょう)
(絵の下描きは2色で十分、白い部分は下地)
油絵初心者は面を意識した方がいい
油絵初心者は、面を意識して色をのせていくことが大事です。
初めは、ほとんどの人が平板な絵になりがちです。
なので立体感、造形を意識して描く事が大事と言えます。
油絵初心者はお手本を真似る方がいい
初心者は、できればお手本が近くにある方が、どのように描いているのか研究できるので便利です。
お手本を真似することから、多くを学ぶでしょう。
自分のお手本を見つけましょう。
ある程度慣れて描けるようになれば、自分のスタイルで描いていくといいと思います。
(注文制作した鳥の絵)
油絵初心者は専門家に見てもらう方がいい
初心者は最初のうちは、専門的に絵を知っている人に見てもらうことで、問題を解決できます。
専門家は、あらゆる経験をしているので、初心者の絵の状態や、悩みをアドバイスできます。
専門家に絵を見てもらうことで、自分一人で勉強するよりも、無駄な時間を省き早く上達できるでしょう。
油絵初心者は自分に合う参考書と名画を探すといい
油絵初心者は、自分の憧れの名画や、作家の作品をよく見る習慣を持ちましょう。
いい絵をたくさん見ることで、自分の見る眼を鍛えなければいい絵は描けません。
あと、参考書などで、大まかな手順を学び自分の描いて行くマニュアルを作りましょう。
まとめ
このブログ「友達はスフィンクス」は、油絵初心者や独学で絵を描いて行くための情報を提供しています。
絵を一人で描いて行くのであれば、是非このブログを利用して絵を研究していってください。
僕も独学で、油絵を始めたので、あなたの力になれたら嬉しいです。
油絵は、はじめは難しいと感じますが、描き続けていくと自分のスタイルで描いて行けます。
是非、頑張っていい作品を描いてください。