絵を描き続けるには体力と精神力が必要

何かを真剣に取り組み、活動する人は体力が重要なカギを握っています。

絵を描く事は、自分の精神力の範囲で行われるので、健康管理が大切になります。

多くの画家たちが、その健康管理を怠っているということが、画家の寿命を縮めて原因。

ではどのようにすれば、健康維持して制作し続けることができるのか?!・・・

 

絵を描き続けている人は肩こり、腰痛、運動不足などで悩む人が多い

誰でもとは言えませんが、絵を描く仕事をしていると肩こり、腰痛、運動不足で悩む人たちが昔から多いのは事実です。

僕も長年肩こりに悩まされてきました。

人によって体系、骨格、体質が違うのでならない人もいます。(とてもうらやましい体質)

ほとんどの人は椅子に座って描いていると思いますが、立って描く人はまだましで、長時間座って描くと腰と肩、目や腕にも負担がかかってくるので疲れから痛みやしびれなどの症状がでたりします。

若い人はそこまでいかなくても、人間は4時間以上の制作をすると筋肉の硬直により全身の筋肉が固くなり痛みがでてきます。

物を見て描くときの姿勢は、必ず片方の方向を見て描くので頭、首、腕,肩、腰は固定されてしまいますので目、肩、腕の筋肉は特に緊張状態になります.

立って描く人は多少足を動かすので、腰の負担が少し減り体の代謝もよくなるので脂肪がつきにくい体系を維持できます。

どちらにしても日本の画家は運動不足で体力がない人が多いようです。

 

フィットネスジムは体だけでなく精神を鍛えるところ

僕は学生のころからよく、スポーツジムに出入りしていました。

目的は丈夫な体と美しい筋肉に憧れていたからです。

美術を学んでさらに筋トレが楽しくなった理由は、古代ギリシャ、ローマ時代の美しい彫刻を知ったせいでもありました。

それとミケランジェロレオナルド・ダ・ヴィンチやルネサンス時代の解剖学の勉強の役にたっていたからです。

僕は自分の体を彫刻するつもりでトレーニングにはげみ、それでボディービルを知りさらに人間の体に詳しくなっていきました。

筋肉トレーニングで学んだのは骨や筋肉を強く大きくすることだけでなく、ジムというところは精神を鍛えるところであるとわかったのです。

トレーニングは集中力と精神力の両方を鍛える場所、これは絵と共通していたことなので大変勉強になりました。

アメリカの画家たちはそのことを知っているので、ほとんどの人がフィットネスを生活に取り入れています。

日本では画家は不健康でお酒好き、ヘビースモーカーと悪い印象が目立つので改善していきたいですね。

 

大作を描くには、体力と精神力がないと描き続けることができない

別に無理にトレーニングジムに行く必要はありませんが、運動嫌いでも家で体操とストレッチや腕立てをしたり、公園で鉄棒にぶら下がると腰も少し楽になりますしウォーキングもいいでしょう。

とにかく体が第一に健康でなければ絵が上達して、大作を描くことになるとさらに体力と精神力が必要になってきます。

大作といっても人によってサイズは異なりますが、80号(145.5×112.1)~200号(259.0×194.0)まで非常に大きく絵の具を塗るだけでも大変な労力が必要になってくるのです。

そこに自分の夢や思いなどを心を込めて描くのですから、すごい集中力と長い時間描き続けるための精神力が絵の出来を左右します。

 

画家にも休息とモグモグタイムが必要

オリンピックで、カーリングの選手たちが休息タイムに集中力を維持するために、甘いものやフルーツを食べていましたよね。

モグモグタイムがかわいいと、世界でも評判だったのをおぼえていますか?

カーリングだけでなく通訳や、翻訳する人たちもチョコレートとコーヒーで必ず休息をとっています。

僕もコーヒーとチョコレートや甘いもので休息をとります。

 

チョコレートが脳を活性化する?

チョコレートには、ブドウ糖、ビタミンE、ナイアシン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛には脳の活性化し、テオプロミンには記憶力や集中力を高める効果があり、ギャパは精神を安定をさせる効果もあるそうです。

コーヒーもカフェインなので目覚まし効果が期待できます。

やはり長時間絵を描くと集中力が低下してきますので、無理をしないで二時間以内にモグモグタイムにしてください。

休息しながら作品の進み具合を確認して、リラックスすることをお勧めします。

疲れてくると見えているものも、見えなくなり錯覚をおこすこともあるのです。

体を動かすストレッチや体操を取り入れて気分も体もリセットしましょう。

 

まとめ

最近は、健康ブームということもあり、多くの健康情報がテレビや雑誌、スマホでも見ることができますね。

いい情報は取り入れて、自分の健康維持に取り入れていきましょう。

いくら絵が上手くても、体力がなければ制作を続けることができません。

また、寿命が短い人の場合は、栄養のバランスや生活習慣、運動不足が原因です。

画家は、寿命が短い人と長い人の差が極端なので気を付けてください。

制作に没頭しすぎて、健康を害していては自分の努力が無駄になってしまいますよ!

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・最終的には自分流を目指そう!!

・ナイフで描く油絵

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ABOUTこの記事をかいた人

画家活動をしています。西洋絵画を専門としていますが、東洋美術や歴史、文化が大好きです。 現在は、独学で絵を学ぶ人と、絵画コレクター、絵画と芸術を愛する人のためのブログを書いています。 頑張ってブログ更新していますので、「友達はスフィンクス」をよろしくお願いします。