最近日本では高齢者のアンチエイジングブームが急成長し、健康を維持しようとする人々が増えています。
テレビを見ても毎日というくらいに、健康に関する番組が放送されていますよね。
また、健康に欠かせないのが運動ということで、筋肉と食べ物や血管年齢など、さまざまな情報があふれているほどです。
そして、若者たちのあいだでも、フィットネスブームが起きて今24時間ジムが日本全国で、増え続けています。
30年遅れの「筋肉」ブーム
世界を知ることで「筋肉」について理解できた結果
1990年~2010年ごろまで欧米では、健康ブームでフィットネスが大ブームでした。
その流れで、日本でもフィットネスジムが誕生していましたが、1990年を過ぎたところからフィットネスジムの人気は低迷し始めます。
アメリカでは、2000年を過ぎたときぐらいから、健康科学の発展でサプリメントの開発が盛んに行われ、フィットネスブームが加速していきます。
遅れて、日本はこの何年かで、SNSやネット、テレビや雑誌で、筋肉と健康について知識を提供した結果30年遅れでようやく「筋肉」や「健康」に注目し、フィットネスブーム起きているのです。
日本人の美意識は向上している
今フィージーク、ボディビルのコンテストがアジアでも人気があります。
男性だけでなく、女性にも大人気で、若い人達の美意識の向上が自分自身の体の中での、美しさに気づいて自分を磨くという結果になっています。
見た目の美、解剖学的美は古代ギリシャ時代の人間の本質の美しさを大切にしていた時代に、戻っていることになります。
日本人と欧米人の感覚の違い
骨格と食べ物の違いでついていけなかった時代
1990年代になぜ、フィットネスブームが低迷していったのでしょうか。
それは、栄養学の正しい情報がほとんど、一般の人達にいきわたっていなかったからでした。
そして、多くの人が頑張って運動しても結果につながらず、挫折して辞めてしまう人が多かったからです。
アメリカでは、フィットネス科学が進んでいて、サプリメントやテレビ、雑誌の情報が多くボディービルが大人気だったことで、フィットネス業界は大成功をおさめていました。
また、アメリカは医療費が高く、なかなか簡単に病院に行けないので、健康維持が最重要されていることも関係しています。
アジア人の骨格の変化に注目
今の日本の食事事情は、昔より幅が広く何でも手に入り、新しい食べ物やお店も増えています。
肉類が増え、最近の子供たちの骨格は、欧米人に近づいて昔の子供と比べても体の成長に変化を感じます。
あらゆるスポーツ競技を見ても、アジア人の人達はの骨格は欧米人の骨格に近づいていて、骨格での差を埋め始めています。
フィジークの世界大会でも、アジア人が欧米人をしのぐパフォーマンスを見せています。
健康を意識したことで「筋肉」の大切さに気づく
高齢者社会がきっかけの「筋肉」ブーム
年をとるとどうしても関節や筋肉の衰えが出てきます。
世界的にも高齢化が進んでいますが、長寿の人が増えているのは、医療の発達が大きいでしょう。
ですが、今注目されているのは、病院に行かない欧米式のアンチエイジングを目指して、日々健康について学んでいくことを国が進めているという事です。
将来国が医療費を賄えないのを考えて、健康を自分で維持できるようにすすめているのです。
この取り組みは、早い方がいいので若い時から「筋肉」をつけて、健康維持を目指し、日ごろから食生活の習慣を見直すことや、健康に生きる前向きな取り組みで、健全な人間育成を目指しているといえます。
若者の「筋肉」に対する知識が芽生えた理由
体の美、「筋肉」に対する知識、栄養学と内臓や血管の組織の関係、精神を鍛える方法などの情報が、ネットを通じて多く情報が提供されて学んだ結果だと考えれます。
欧米ではもう常識ですが、日本はアジアでもフィットネスにたいする考え方が遅れていたこともあり、海外の情況を把握した人たちが進んで取り組み、それがブームにつながったと思います。
次は、「アート」ブームがやってくる
近い将来に訪れる「アート」ブーム
この流れはあらゆる分野にも関係してきますが、とりわけ日本が苦手意識を感じているのが「アート」です。
最近は少し「アート」が社会のニュースにも登場しますが、日本人は「アート」を理解するのが苦手という人が多いようです。
それは、フィットネスの健康ブームの情況と同じで、「アート」の情報が少なすぎて知識がないことが関係しています。
シンガポールや韓国では企業のビルのスペースの一角に、必ずアートスペースを設けることを、法律で決められています。
そして、国際的なアートイベントを行い、国がアートの重要性に気づいて後押ししていると考えれます。
「アート」の重要性に、もうみんな気づき始めている
社会全体に見るとまったくですが、大手企業はすでに海外に進出していることもあり、「アート」の重要性に気づいています。
ヨーロッパではすでに、商品に「アート」を取り入れて差別化をはかる狙いが始まっています。
企業のアーティスト的な考え方を取り入れ、企業だけでなく社会全体がそれぞれの個性を打ち出し、差別化を目指し始めています。
この取り組みを誰よりも早く取り組むことで、後の時代の勝者になるのは確実といえます。
何年遅れているかわからない「アート」に対する考え方
日本での「アート」に対する感覚
日本人の生活自体にアートが自然と組み込まれています。
日本人が伝統的に生活の中にアート的な要素があると、外国人観光客は感じると言う意見が多い。
ドイツの画家ゲルハルト・リヒターも、日本人に現代美術は必要ないとも言っています。
このように日本は特殊な文化を持っているので、海外と違う方法をとるかもしれません。
欧米に比べて「アート」への意識の低さが心配
ですが、この日本の伝統は今危機にひんしていると考えられているようです。
歴史的な財産と文化的な美学は、若い人たちが関心を寄せていない事が、問題になっているのです。
日本の美学の歴史をもっと学ぶ姿勢から始めなければ、将来日本の大切な美の文化的財産を、守り続けることが不可能になります。
「アート」も同じくグローバルな新しい美の意識を持つことで、日本独自の繁栄を築くことができると思います。
(僕の絵)
ネットによる情報量により「アート」への理解が早まる可能性
細かい情報の積み重ねが「アート」に興味を感じるきっかけになる
健康美と同じく「アート」も自然と日本の文化に浸透していく時が来ます。
「筋肉」や「長寿」の情報のように、SNSや雑誌、テレビなどで、少しづつ目にすることになるかもしれません。
そして、身近な人たちも「アート」を作るきっかけを得ることになるでしょう。
理解できればみんな「アート」に夢中になる
「アート」を理解するには、時間がかかります。
車や、ブランドと同じく、興味がない人には理解しがたい部分があります。
ですが、このように興味がなくても、日本の美術や西洋美術をたくさん見ることで、情報量が増えて見る眼が変わってきます。
15~20世紀の西洋美術の歴史のように、アジアでも市民が絵画や彫刻に親しむ時代が訪れるかもしれません。
今現在でも世界のアート市場は、西洋人と中国人、中東の人達が名画を買いあさっている状態です。
「アート」時代と「筋肉」時代は共通している
フィットネスブームと同じく「アート」ブームは訪れる
フィットネスやフィジーク、ボディービルのように、「アート」も色んな人が新しい目線で「アート」に興味を持ち、作ることになり、発表する時代が来ます。
自転車やマラソン、トレッキング、キャンプと今では、都会を離れて自分の世界を満喫している人が増えているように。
なので、「アート」もいづれはこのようなブームが訪れるのは、世界全体で予想しています。
ブームというのは、国から国に流れていくのです。
「アート」を買う人と「アート」を作る人に分かれる
「アート」を楽しむ方法は二つ、作る人と買う人が交流できることで世界がさらに広がっていくことです。
どうしても、「アート」分野は才能が関係してきますので、制作できる人が限られてきます。
ですが、「アート」というものは、見る人がいてこそ完成されるものなので、二つの要素は切っても切れない関係なのです。
見て感じる行為が一番重要になるので、コレクターの人が増えるのは文化の向上につながります。
グローバル化する「アート」の世界
みんなが芸術家になれる時代が来る
芸術というと特別な能力が必用と思われていますが、これからは変わってきます。
21世紀の「アート」モデルは、一人の力だけで制作するとは限りません。
共同制作から、コンピューターを使って行うものも出てきていますので、普通の人も参加できる表現方法が生まれるでしょう。
16世紀のルネサンス時代のような、活気に満ちた美の時代が来ることが予想されます。
グローバル化により「アート」ビジネスは広大する
これからは、「アート」が中心になる新しい時代が来ることを、世界の学者やエリートたちが予想。
このことで、「アート」ビジネスは世界中に広大して、新たな「アート」ビジネスモデルが生まれてくることでしょう。
それは、すぐに起きるかもしれませんし、何十年後かもしれません。
ただ、日本経済と大きく関係しているので、トップ企業から「アート」を取り入れたビジネス展開が予想されます。
まとめ
今まさにブームでみんなが取り組み始めている健康ライフ。
「筋肉」への関心から美容と美的意識の向上が注目されていることで、日本人のこれからのライフスタイルを左右することになるでしょう。
健康美を手に入れることで、自然への関心や美術への関心が芽生えてきます。
美的感覚が向上することで、生活にも影響が出始めます。
そして、理想の暮らしにも美が必用になってくるという好循環が生まれ、自分の美的環境を目指すことにつながるのです。
このように、日本人の美学が良い方向に進むことを願って、「アートティスト」たちの活躍に大きな期待が寄せられることでしょう。
・絵が上手い人たちは、学んだことを時間をかけて実行している!!!