自分用の制作マニュアルを持とう!

絵画の制作というのは、ある程度の経験によって描く手順が決まってきます。

制作手順は絵によって違いますが、思った通りの手順で描くことが

できると絵はスムーズに仕上がる。

絵画の技法を知らない初心者の場合は、どうすればベテランの画家たちのように

スムーズに枚数を描いていけるのでしょうか?

誰でも「最初はどのような方法を使うべきなのか?」と考えますよね。。。

その答えは意外と簡単です。

「自分専用のマニュアルを得ること」なのです!

それについて少しお話しますね。

 

制作マニュアルはなぜ必要か??

貴方の「内なるコンサルタント」が答えを知っている

貴方が迷い苦しんでどうすればスムーズに期限通りに制作できるのか?

その答えは「貴方の内なるコンサルタント」が知っています。

自分の絵のことは、自分の感覚と美意識によってしか知ることはできません。

誰も貴方の夢の絵を知らないし、見ることすらできないからです。

 

 

 

対処法を知るには「専門知識」から学ぶ

もちろん絵を描くにはそれ相応の専門的な知識は必要です。

どの絵が自分の絵に必要な情報を持っているのか、

自分の直感で見分けないといけない。

もし、直感がはたらかない場合は、あなたは自分の感覚だけで無造作に描かないといけなくなる。

それは地図を持たずに旅をするようなものです。

そうならないためにも数多くの絵を観て、その絵からポイントを抑えて

興味がある自分に必要な画家の技法を研究する必要があります。

 

 

制作マニュアルを作るコツ

自分に質問してみると答えは見えてくる

自分専用の制作マニュアルを作るには、まずは自分自身に質問してみるといい。

・自分の夢はなにか

・何を描きたいのか

・何を伝えたいのか

・どのような絵にしたいのか

・道具は決まっているか

・マチエールはどうするのか

・仕上りの色彩はどのような感じなのか

・下描きと中描きはどうしたいのか

・絵具の濃度は決めておく

・溶剤は何を使うべきか

・下地は何を使うのか

一つずつ答えは出るはずです。

じぅくり考えて書き出してみましょう!

 

 

自分に必要な情報を書き出す

次に必要なのが作品に必要な情報と知識です。

作品に必要な表現は何からヒントを得ているのかでその流れは決まってきます。

人によってはあらゆることを沢山組み合わせていることもあるでしょう。

・自分の作品を現実に描くには、どのような資料が必要なのか?

・どのような絵画技法から学ぶのか?

・画材をどう使うのか?

・画面をどのように見せたいのか?

・作品のテーマに必要な表現にはどのような専門知識が必要か?

・自分の実力でどこまで描けるのかを知っておく

・下描きの描き方から作業の手順をイメージする

・画面全体のバランスと画風との関係を築く

・絵を支配する色彩はどのような感じなのか?

この答えを書き出すと、もう貴方の頭のなかでどう描いていけばいいのかわかるはずです。

 

 

自分用のマニュアルが出来たら実践してみる!

選び出した技法からヒントを得る

自分の絵に必要な技術は、過去の画家や尊敬する画家などから学ぶことになります。

そして、自分が関心を持つ技法を学び研究することで、その技術を習得することになるでしょう。

貴方に必要な技術はすべて学ぶようにしてください。

あらゆる方法を知っているのと、知らないのでは大きな違いが出てくるので。。

自分にはどの方法が合っていて、どんな筆さばきが向いているのかをしっかり知っておきましょう。

必ず実践して経験をすることで確実に考えがまとまります。

 

 

制作マニュアルを作り上げたら実践する

何を描いたらいいかわからないという人がいるが、、

自分の本質と性格を知ることで描く絵は決めることができる。

何を描くのかというよりも、自分の心のなかにある大切なものを

見つけ出すと考えてマニュアルを作成してほしい。

描く手順は大切ですが、貴方の絵の「テーマと思想」はもっと大切です。

自分用のマニュアルが完成したらそこから1つでもいいので、

自分にとってとても大切と思うポイントに注目してください。

根本的な自己思想を知るために制作マニュアルを作成したら、

次は実際マニュアル通りに制作してみましょう!

 

 

実践を繰り返して改良していこう!

描いてみて改良を加える

その人の性格にもよりますが、絵の制作マニュアルは1度作って終わりではありません。

制作を繰り返すうちにあらゆるものが見えてくるので、

自然に考えが変わったり新しいアイデアが浮かぶかもしれないからです。

全体に支配する色彩や絵具の使い方などは、特に変更することが多くあります。

何度も改良を加えて多くを経験積んで、画家として成長していきましょう。

ベテランになればマニュアルは「血となり肉となる」

絵を描く人に必要なのは時間と経験です。

制作を繰り返すと自分用の制作マニュアルはだんだん不要となっていきます。

実践することでマニュアルの方法は「貴方の血となり肉」となる。

数年後にベテラン画家として活動していくと、

必用な時に必要な技法で描くようになっているはずです。

その日まで制作マニュアルは自己誘導手法として活用するようにしましょう。

確かな目標を持つとそのマニュアルはとても大切なものとなり、貴方の画家人生の基盤になると思います。

 

まとめ

絵を描き出したばかりの人には、マニュアルはとても大切です。

自分を誘導する手がかりとして、自分用の制作マニュアルを持つと迷うことなく確実に進むことができます。

迷ってもマニュアルをよく見て修正を少し加えるだけで問題は解決できるからです。

根本的に自分というのはそう簡単に変わるものではないので、

はじめからきっちりと時間をかけてマニュアルを制作しておくようにしてください。

迷いがなければ手を動かし続けることができます。

続けることができればそれは自信に繋がり、さらに大きな目標が見えてくる。

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ABOUTこの記事をかいた人

taesun

画家活動をしています。西洋絵画を専門としていますが、東洋美術や歴史、文化が大好きです。 現在は、独学で絵を学ぶ人と、絵画コレクター、絵画と芸術を愛する人のためのブログを書いています。 頑張ってブログ更新していますので、「友達はスフィンクス」をよろしくお願いします。