絵画を購入したい!!
そう思う時ありますよね!
引っ越ししたり、部屋の模様替えとか、気分を変えてみることは大切なことです。
いざ絵を選ぶと言って、何も知らずに画廊や百貨店に行って選ぶと、予算に合わなかったり、想像していたのと違ったりします。
なのでここでは、絵を購入する前に、購入できる絵の種類を紹介します。
自分のイメージに合った作品を見つけてみましょう。
「原画」世界に一枚の絵画
「原画」って何?
「原画」とは、画家の手でキャンバスに直接描いた作品を言います。
画家が真っ白のキャンバスに一から描いているので、世界に一つだけの作品です。
多くのポスターや版画は、この原価を刷って販売されているコピーなのです。
「原画」を手に入れるにはギャラリーか、画廊、インターネットでの購入することができます。

(0号未完成の絵)
「原画」の価値って?
「原画」は画風や技法により価格の付け方や、絵の値段の計算方法は違ってきますが、画廊では号数計算で判断しています。
SM「約はがき1枚ほどのサイズ」(1)号○万円×○○号=○○万円
というよな計算をしますが、細密画の場合10号以下の値段の付け方が違う画家もいます。
小さければ小さいほど、描くのは大変で、大きい絵と労力も描く時間も同じくらいなのです。
「原画」の価値は画家の号数が絵の価値になります。
この号数が上がることで絵の価値も上がっていきます。

(20代に描いた風景)
「原画」を描く画家の労力と苦労
「原画」を描く画家の苦労は画風によって変わってきますが、絵を考えて描き続けるのは、そう誰にでもできることではありません。
今の絵は、画家の何十年もの努力と思考錯誤、今の形にするまでのあらゆる労力と苦悩、つぎ込んできた時間と資金の現れです。
一筆のタッチに画家の人生の、すべての経験が詰まっているのです。
だから「原画」には画家の魂が宿っているので、人々を魅了します。
コレクターや絵画愛好家は、絵の本質を見抜く力を持ち合わせているので、「原画」をとても大切に扱います。

(最近描いた絵)
「版画」は、決まった枚数で販売されている
「版画」の種類?
「版画」には木版、銅板、石板、孔版という版材で作る版形式は大きく4つに分類できます。
・木版には坂目木版、木口木版
・銅板にはドライポイント、メゾチント、エッチング、アクアチント
・石板にはリトグラフ
・孔版にはシルクスクリーン
と多くの週類に分類されます。

「版画」の価値って?
「版画」の価値は版画間のエデッションナンバーとサインにありますが、このエデッションは作品の何枚目かを表しているサインです。
エデッションで30枚ある中の何枚目というふうに刷られた番号を表しています
エデッションナンバーが前になるほど価値は上がるようです。
近年銅の値段が二倍にまで上昇していることから、銅版画の価値も上がる傾向になっています。
あと版画は紙なので、直射日光を避けることで品質を守れます。
日に焼けて黄ばむ恐れがありますので注意が必要です。

「版画」を作る労力と苦労
「版画」を作る方法は下絵を描き、木や銅に写して、そのあとに彫っていきます。
原版画ができると溶剤とインクで紙に刷るのですが、「版画」の種類によって工程や、技法が違ってきます。
作品によって何枚刷るかはさまざまですが、刷るにしても失敗することも多いので非常に経験と集中力、技術がいります。
ヨーロッパやアメリカでは、作品の多さと大作が多いので、プロの刷り専門の「刷り師」がいます。

「ポスター」手ごろなファッションアイテム
「ポスター」のメリット
「ポスター」は現代購入する絵としては、一番手ごろな商品で、お部屋のファッションアイテムとして人気があります。
価格は非常に安値なので、気分に応じて気軽に取り換えて、楽しめるのが人気の秘密です。
「ポスター」は現代人には手も届かない、世界の名画を自分の生活の中で楽しめるメリットがあります。
これは「ポスター」の一番のいいところで、人々の夢を簡単に実現できています。
あとコレクターが所有する巨匠のオリジナルポスターは、何万円もするものもあります。
こちらのポスターは、限定商品なのでプレミアがつくことになるでしょう。

「ポスター」のデメリット
「ポスター」は手ごろに紙に印刷された絵ですが、時と共にこの絵は色が焼けて薄くなり色がなくなっていきます。
安い商業用インクなので、紙の寿命と共に絵が死んでいくのです。
またポスターには人間の手になる仕事がないため、生命観や魅力は薄っぺらの写真と言えます。
ほとんどの「ポスター」に価値はなく、使い捨てになります。
あくまでもインテリアの、間に合わせと考えて楽しむほかありません。

まとめ
以上が購入できる絵画の種類でしたが、いかがでしたでしょうか。
気になる、絵の種類はありましたか?
最初は版画から入る人が多いと思います。
お手頃ですし、探せばいろんな絵の種類があり、小さい作品などは、可愛くて購入意欲がわいてしまいます。
油絵や水彩画なども、小さい作品からコレクションするといいでしょう。
この場合は、一目惚れした絵があった場合のみにしておいた方がいいかもしれません。
ギャラリーまわりなどをして、休日を楽しむのもいいかもしれませんね!
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