突然ですが、あなたは自分の理想の暮らしを想像したことがありますか?
それはどのような、スタイルの生活空間でしょう?
素晴らしい家具や食器とアンティーク、植物、工芸品とあらゆる種類の生活空間を色どってくれるものがあると言えますが、最も必要とされてきたのが絵画です。
「絵のある暮らしは人を幸せにする」と昔から言われ続けていますが、まだ絵を部屋に飾った経験がない、また、絵を飾る壁もないという人が多いのではないでしょうか?
でも、未来の自分の「理想の絵がある暮らし」を想像して、いつかそのような暮らしを目指せる目標を持つことが、第一歩につながると思います。
人は美しいものに包まれて暮らすことに憧れる
多くの人が魅力を感じる高級な品物
一般的に生活で欲しがるものは、みんなほぼ共通していると思います。
ライフスタイルは人によって違いますが、生活で必要な生活用品を除けば、いい悪いは別にして、最終的に欲しがるものは高級な品物や芸術作品です。
それは人の見栄とも言えますが、高級品や芸術作品には人を魅了する美しさが備わっているからでしょう。
自分の暮らしを豊かにしてくれる空間を作る
イメージのなかでの、理想的な絵の飾り方や好みのライフスタイルを組み合わせる試みが、のちに現実的なものに近づいていきます。
理想の絵に合う部屋作りは、絵をコレクションする人のいちばんの楽しみになります。
人生に必要な心のゆとり
人にはその人の気分に合う空間サイズと雰囲気があると思います。
例えば中庭が見える空間が好きな人もいれば、茶室のような空間の方がリラックスできる人もいるわけです。
心のゆとりを感じさせる空間作りは、自分の人生に大きな違いをもたらすでしょう。
最終的に共通して求めるもの
成功者を見るとわかりますが、みんな共通していると言えるのは、高級品を手に入れたあとは、芸術作品が欲しくなります。
それも絵画が50%であとは彫刻や工芸品、書になります。
やはり芸術品は一点ものなので、競争率が高く求める人が多いのは共通しています。
まず、絵画を購入からはじめてもいいかもしれません。
いい作品と出逢うことができれば・・・
まずは好きな絵を購入して、絵に合わせてライフスタイルを決めていく人もいます。
理想の絵を手に入れるにはどうするべきか!?
理想と思える絵を探し興味をもつ
自分の理想の絵は、絵画が好きな人はすでに決まっていると思いますが、まだ絵にそれほど詳しくなければ、いろんな作品を実際に見ることをおすすめします。
いろんな絵を見ていく中で、自分の心に響く理想の作品に出会えます。
(僕の絵)
購入できる販売店と方法を見つける
好きな作家が決まれば、取り扱っている画廊やギャラリーを見つける、または作家本人とコンタクトをとる。
また海外作家であれば、いろんな情報を集めて購入できる方法を考えてみなければなりません。
購入価格を調べて購入計画をする
個展会場やインターネットサイトで、一目惚れした作品を購入できるといちばんいいのですが、有名作家や人気作家になると、そう簡単には作品を購入できません。
そのような作家の場合絵の値段も高額なので、自分の購入条件と購入計画を立て、購入先に有利な方法を相談してみるといいでしょう。
暮らしになぜ絵が必要?
絵があるだけで空間は変わる
まず、自分の作る生活空間にどのような絵が必要なのかを考えてみる。
逆に考えて、好きな絵に合わせると、どのような空間にするべきか想像する。
絵は空間のなかで、花瓶のお花のような役割をするので、気分が落ち着く場所に配置します。
絵があると気分も変わる
絵があると人は必ず自然に、絵に注目することになります。
リラックスしていると、ふと絵を眺めていることが無意識に起こります。
植物を見ているような感じと同じく、絵の色彩は無意識に目に飛び込み人の気分を癒すのです。
自分が選ぶ絵の意味
自分の夢、過去、現在、未来、理想、共感を意味する
好きな絵には自分の夢、過去と現在の自分、未来の理想や作家との共感性などが関係しています。
絵を見ていると自分の一部分を見ているような気分にもなることや、作家の気持ちが手に取るように理解できることもあります。
このような経験をした場合、ほぼその絵を購入したくなるでしょう。
(僕の作品)
色彩は今の感情や性格を表す
人にはみんな感情があり、画家はそれを色彩やタッチで表現します。
鑑賞者が自分の好きな色彩に心が反応するのは、自分の性格と色彩感覚が絵の内面と一致しているからです。
絵の内容や、画風、色彩に心が動けば自分に合う絵だと考えてもいいでしょう。
絵に価値を求めるべきか?!
画家の絵の価値が気になる人
絵を購入する場合、新作の優良銘柄の作品を購入する人は作家の価値に投資していると言えます。
このように人気作家の新作は、購入競争率が高く今後の価値が気になり、楽しめるかもしれません。
ですが株のように、ストレスを感じない人にはいいですが、神経が細い人にはきついと思います。
(ヴェルヘルム・サスナル)
自分の理想を反映しているので価値を気にしない人
自分の理想通りの作品が、低価格で手に入ればとても幸せだと言えるでしょう。
無名の画家の作品でも、いい作品は山のようにたくさんあります。
自分の予算に合い、理想的な絵で、手ごろなサイズ、こういう絵があれば一番いいのですが・・・
(僕の作品)
たまたま欲しい絵が高額だった場合
僕も若いころ、小さな画廊に展示していたフランスの画家ブラジリエの、小さな三号サイズの作品に出会ったのですが、価格が100万円で23歳の僕には手が届かなかった素敵な作品を今でも思い浮かべます。
ほんとに悔やまれる出来事でした。
参考作品(馬を描いた作品でしたが、ピンクと黒の作品で、馬が並んで丸い道を走っていました。)
あのとき画廊と交渉するべきだったと・・・
もうその画廊は辞めてしまってありません。
今ならローン購入もできると思うので、一目惚れした作品は交渉してみることをおすすめします。
自分が美しいと感じるものは生きる力になる
絵に限らず美しいものは人を引き付ける
やはり美しいものは、人を引き付ける魅力があります。
それは心を癒し、気分を盛り上げてくれるパワーがあるからでしょう。
作家や職人の魂、自然界の神秘的な力が宿っているのだと思います。
美の力は無限!!
古代から現代まで何千年ものあいだ、美しいものが生まれ失われることを繰り返してきました。
ですが、朽ち果てた美のかけらも美術館に展示され今でも人々を魅了しています。
現在を生きる僕たちの世界にもたくさんの美しいものや自然があるので、それに気づいて自分の感じる美を大切にしていきたいですね。
美と暮らす喜びを知ればさらに幸せを感じられる
自然の中での美、日常の中での美、人間が作った美といった、たくさんの美があります。
自然の中の石や貝殻、落ち葉や木の実と自然の中でも見つけることもでき、理想の美の生活に取り入れることもできます。
何でもないよいうな日常の使い古されたレトロなもの、手作り作家の作品、そして空間を左右するメインの絵画、それらを慈しむ心を大切にすることで美しい理想の暮らしに近づけるのではないでしょうか。
まとめ
「理想の絵のある暮らし」はまずは、自分のイメージが重要ですね。
絵と自分が一つであり、絵は自分の心の一部なんだと思えば理解しやすい。
絵をコレクションすれば、季節ごとに取り替えて飾ることもできます。
「理想の絵のある暮らし」は自分好みで楽しみながら始めてみる!!
あなたが、「絵のある暮らしは人を幸せにする」という言葉を忘れずに、自分の夢を実現することを願っています。