現在日本では、自分の暮らしにアートを取り入れて生活するのが、今の若者の一つの趣味のようになってきているようです。
15年前を考えると、そのような話は考えられないことですが、SNSの情報が若者に直接影響を与えているのでしょう。
世界の絵画市場では、今でも毎日絵の取引は盛んに行われていて、最近ではアジアの市場が人気になっている。
ヨーロッパや中国では、アジア人の作品が世界中で飛ぶように売れていて、日本人作家も注目され始めているとか・・・
日本には絵を描く人が多く、アーとを生み出す宝庫になっているのです。
ですが今の日本国内の市場は、まだ動きだしたばかり。
ネット時代生きる私たち
私たちは現在誰もが、SNSを使って自由にいろんな情報を見るようになりました。
一昔前では想像もつかない速さで、世界中の情報が提供されて便利になりましたよね。
Facebook,Instagram,Twitter・・・
テレビだけでは得られない情報ばかりか、個人の情報交換までできる時代になりました。
今ではわざわざ美術館に行かなくても、いろんなアート情報も見れるさいとまである。
アートの評価がみんな化している
最近では誰もが、自分が描いた作品を投稿したりしているので、以前はギャラリーに足を運びにくかったり、アートに興味がない人、芸術作品を見る機会が少なかった人も、楽しめる環境が整いつつあります。
そのような人々がアートに接してきているのはとても良いことだと僕は思います。
日本ではなかなかアートに接することが少ないのが現状だからです。・・・
ファインアートやアニメ、漫画、イラストの関心は世界でも高まり、多くのファンを生み出している。
また、現代美術は若い人に人気があり、コレクションする人が多い。
SNSでもアートについての評価が一般化していて、みんな自由に発言し始めています。
これは、みんなが未来に新しいアートの可能性に注目しているからだと考えられます。
アートの重要性はこれから社会全体を巻き込んでいくでしょう。
最近車会社もアートを取り入れた戦略が目立ってきていますよね。
マツダは世界でも評価を得ています。
これからどんどん建築からあらゆる分野で、アートデザインは注目される。
商品の普及が世界規模で平等化し始めている現在、企業は差別化を念頭に戦略を練っていくでしょう。
そうなると、商品のデザインや、美しさに重点を置くことになるからです。
これからの新しいアートにも、より多くの注目が集まる事になるでしょう。
あなたも絵を評価する一人に!
20世紀から絵画は、画商や評論家という一部の人達によって評価されてきました。
それが今では、一般の人のあなたもアートを評価できる一人になっています。
情報が行きかい、あらゆる身近な人の作品を見て、描いた人に感想や思いを伝えることができる。
また、自分の好みの絵画を購入することで、暮らしも心も豊かにすることになる。
何もなかった部屋の壁に、自分の気持ちをいやしてくれるアート作品がある暮らし・・・
絵だけでなく、自分の環境に合う作品を手に入れてコレクションする人も増えているそうです。
写真や立体オブジェですね。
最近のコレクターには、20代の若いコレクターが増えているようなんです。
昔は50代が多かったみたいですが、時代はどんどん変わってきていますよ!
日本のアート界も、これから素晴らしい未来の予感がしますね。
これからは、プロだけが画家やアーティストではない
今までは画家というのは、特別な人にしかなれないようなイメージでしたが・・・
これからはちがいます!!!
最近ではTwitterなどで、中学生が自分の描いた絵を投票していて、なんだかかわいいと思ってしまいました。
(本人のいう絵とは、漫画のキャラクターの女の子でしたが・・笑)
でも、一生懸命に夢を描くというところがいいと思いました。
そして、発表するというところ!
年齢や見る人と、描く人の世界観などで常識も変わってきますから、それも本人が絵と言うからには絵でいいと思います。
それについてのコメントも同じ趣味の人達なので問題ないと感じました。
描く人は、見てくれる人が多いほど頑張るし、作品もよくなっていくはず・・・
そこから、どんどん新しい作家が、誕生することでしょう。
最近なんかネットで、「この絵いいな!」となるとすぐに交渉して、いい値段で購入できてしまう時代です。
作家と買い手が、ネットで直接つながりが持てる環境ができてきている。
もう画廊じゃなくても、自分が一目ぼれした絵が簡単に手に入ってしまうのです。
世界で自分だけの絵に出逢う・・・なんて夢のようなお話しですね。
絵があるお洒落な暮らしを夢みて・・・
ヨーロッパやアメリカでは、小さな絵から大きな絵まで軽く毎日売買しているので、絵がない家はほとんどないはずです。
僕の知り合いがミラノで個展をしていた時、老夫婦が100号の作品を気に入り、すぐに購入したという話を聞いて日本と違うなーと感じました。
外国では大きい作品は、安く購入できるところが日本と違うと言います。
逆に、小さなサイズの方が割高なんだとか・・・・
絵のある習慣は、ヨーロッパやアメリカでは昔から『絵画がある暮らしは人々を幸せにする』というのが日常だからです。
家で来客があれば必ず、壁に飾っている絵の話になって場を盛り上げて楽しむのです。
たとえば
・素晴らしい絵だ!誰の作品?
・この絵おもしろいだろう~!!
・この絵を買う僕っってすごくない?!
・この美しさがたまらない!
という感じで、美術コレクションは、自分の性格から趣味や夢、人生まで語れるお洒落な話題の一つで、自分をアピールしたり、理解してもらうための表現道具の一つ。
友達とのコミュニケーションには、欠かせないのがアートと考えられているんですね。
まとめ
便利になった現代、アートの役割は人々の様々な要望に応えてくれる物になるでしょう。
便利なだけに、無くなり、消えてしまうものも増えているとも感じます。
そのことに気づいた人たちは、アートを通して表現していくでしょう。
その表現に感動したり、共感を覚える人は自然にその作品を評価します。
みんながアートに興味を持ち、評価することは世界の人たちの心を豊にする原動力になるのではないかと思います。
正しいことや、間違っていることを感じさせるのもアートではないでしょうか。・・・
便利で豊なことの裏にある、もう一つの世界に気づくのはあなたです!