絵画鑑賞で「何も感じない」ことがあっても大丈夫!!!

あまり絵に興味がない人が

「美術館に頑張って行ってみたけど・・・」、

鑑賞しても「何も感じなかった」というお話をよく耳にします。

「何がいいんだろう?」、「何も感動しなかった」、「自分には向いていない」

「絵はわからない」、と次々に出てくる絵画鑑賞に関する疑問の声!

自然に感覚的に絵の良さを感じるのは難しいことだと考える人もいるらしく、

今の日常生活とかけ離れた世界なので溶け込めないようです。

見方によっては、それはただ自分の美的感覚と美意識、人生観と絵の好みの問題が関係していて

偶然見た絵が自分の美の基準に当てはまらなかっただけだったりします。

西洋と違い、今の日本の家の造りが絵を飾るようになっていないのも関係しているかも・・・

現在の日本人の美術的感覚水準は低くなっていて、生活デザインにすべての関心が移行しているように思える。

日本人は日本の文化の中で西洋と違う独自の美意識を持って、

これからの新しい絵画芸術に力を入れていくべきときなのかもしれない。

 

絵画鑑賞で人は何を感じるのか?!

絵画鑑賞で感じるなにかとは・・・?!

貴方は美術館やギャラリー、画廊などで絵を鑑賞していて

そのなかの1枚の絵に心が反応したことはあるでしょか?!

たとえば、その反応は感動だったり、驚きだったり何かを感じとること。

その「なにか」は、突き詰めると貴方という一人の人間に必要なことだっりします。

趣味と好奇心、性格や感情、美的感覚と人生観など、

個人的なこととの関係性を絵画のなかで感じ取ります。

 

 

何も感じない絵もあって当然!

もちろん絵を色々鑑賞してみたけども、

「何も感じない」という人もいます。

絵を観て「何も感じない」というのも別に悪いことでもない。

「何も感じない」というのも正直な心のあり方であり、

それは仕方がないことでもあります。

でも、それはたまたまその人の好きな分野の絵でなかった可能性もあります。

絵画の世界は今では専門的な分野に分かれているので、

その分野のなかから、自分の好みを知ることで「絵を観ても何も感じない」

ということもなくなります。

 

まずは鑑賞してみることが大切!

絵は映画や音楽と同様に鑑賞してみることが大事!

何かのきっかけで絵画の世界にのめり込んでいる人も大勢いるので、

興味のある分野の美術展を探しましょう。

1点でも心に響く作品と出逢えたら

貴方の美意識が動き出すでしょう!

 

 

 

人それぞれの感性と価値観で決まる

美の感性は誰もが持っている

人それぞれの美の感性は違うものです。

そして、誰もが持っている自分の美の基準はある。

所有する生活用品の好みがあるのと同じように、

美術品にも心にしっくりくる好みの作品があるものです。

好きな作家や好きな画風、好きな画材のマチエール。

感覚的に絵を観ても「何も感じない」という人がいてもおかしくない。

事実私にも何も感じない絵はありました。

それはまだ、知識不足ということもあったのでしょうが、

そもそも、自分の好みではないし、その画家の世界に興味を持たなかったという単純なものです。

好きでも嫌いでもなくて、どうでもいいような感じで鑑賞すると、

「ふ~ん。。。」

「こんな絵もあるんだ~」

と、思うだけなんですよね。

これって美術と関係ない普通の人が感じる当たり前の感覚です。

 

 

無理しなくて、心の感じるままでいい

初めて目にした絵に対する、人間の反応には「驚きと感動」がありますが、

感情的には、「好きか嫌い」に分かれる傾向があります。

「嫌い」は感情が心が敏感に反応していいるのに対して、

覚えていない作品ほどは、無意識的に観ていても心は何も感じていないのです。

「嫌い」は心の底に残る感情であるので、

後に「好き」になる可能性が高いとも考えられるますが、

何も感じないという感覚は、長い時間の経過が必要で

多くの情報の理解によってはじめて記憶に蘇るか、そこから記憶されることになります。

一種の恋愛感情とも似ているように思えます。

 

絵の価値観はその人の思い込みも関係している

その時の様々な偶然的なきっかけと影響によって、

その人の絵の価値観は固まっていきます。

絵とは自分のなかでは「このような感じのものだ」と好みによる思い込みそれが規準になる。

それは、個人の好みと絵画のなかの「何か」との関係性から生まれ出る美の感覚です。

(その思い込みは変動することもあるが、、、)

自分の価値観に従って現代の絵画、近代の絵画、の作品を購入したり、学びたいときは

その絵の専門店を詳しく知ることで、さらにその美術的な価値を探求することに繋がる。

取り扱う画商やギャラリストを知っているだけで、さらに好みの絵を楽しめるということになるのです。

それと好きな画家のファンになると絵画のコレクションはもっと楽しめます。

 

好きな分野だけ鑑賞すればいい!

どれが好きで何に興味があるの?

コレクターの中には、

版画専門、パステル専門、デッサンと素描専門、コラージュ専門

油彩画専門、水彩画専門、アクリル専門、日本画専門

などの専門的知識を持つコレクターがいます。

それぞれにこだわりがあって、購入する画廊やギャラリーが決まっています。

その中でも、現代美術、近代美術、古典美術、古美術、など、、、

19世紀~21世紀の絵画や1950、60、70、80、90、2000年、現在

のそれぞれの時代の絵画を専門に愛しているコレクターもいます。

 

ギャラリーと画廊を選ぶ

ギャラリーにも色々あって取り扱う作品とギャラリーの企画方法も違うので、

自分の足で見てまわると理解しやすい。

画廊も同じでそれぞれ取り扱う絵が違います。

取り扱う作品をよく知り、画廊を選んで何度も足を運んでほしいものです。

画廊もギャラリーもひっそりしたところで運営しているので、

最初は入りにくい雰囲気ですが、意外にも誰でも喜んで受け入れてくれます。

画廊などは敷居が高いと思わずに、積極的に絵を見せてもらいましょう。

画廊の方とお話してみると色んなことも教えてもらえて学べて、

絵を観る視野も広がると思います。

 

 

美術館で未知の自分と出逢う

美術館にいるときのあなたは、未知の自分に出逢っています。

自分では気づいていないのですが、画家の絵に感銘を受けたり

影響されたり、なにかに気づいたのならそれは画家との共通点があるということです。

人は知らず知らずのうちに、自分と共通点がある絵と画家を好みます。

「そんなことあるわけない」と思っていても、

人は無意識に何か少しの美に自然に反応しているのです。

 

新しいことに興味を持てる人は、心も体も若い!

新たな感動と興奮は脳を若返させる!

新しい感動と興奮は人間の心をワクワクさせる。

好奇心によって脳は活性化していき、どんどん新しいことを

思い浮べるようになっていきます。

次から次へと新しい感動があると、

「今の自分に何が起きるのか?」

などの想像する力も生まれてきます。

これを繰り返すことによって、

人の脳は新しい細胞(感動による記憶)を作り出していくので、

どんな人でも何歳でも脳は若返っていきます。

 

 

夢を持ち学ぶことで貴方の世界が広がる

最先端の新しい情報や古代からの古い伝統と教えのどちらも、

興味を持って学ぶことはとても大切です。

新しい学びと体験は、自分の心の新しい世界を広げることになるからです。

夢を持って何かに取り組むと、貴方の潜在意識は無限の可能性を生み出していきます。

貴方は芸術にどんな夢を見ているのでしょう?!

貴方が見ているステキな美の世界を広めることをしてみませんか?

 

芸術的知識を得たことで脳は新しいバイパスを生む

芸術や美術の知識は、現代の人たちには欠けている分野だと言えます。

これからの時代は美的知識と感覚が優れている人がどんどん有利になっていく。

それは新しい時代のシステムとの関係によって、その能力が必要になっていき

社会での重要なポジションを埋めることになっていくからです。

常日頃少し意識して芸術や美術に眼を向けているだけで、

貴方の脳は新しいバイパスを生み出していきます。

人としての優れた能力は少しの意識によって身についていくのです。

貴方の美的感覚が新しい美術を生み出すかもしれない!

 

まとめ

「絵を観ても何も感じない」ことから始まる新しい感性は

どんな人にも美の才能の可能性を逆に感じさせることにもなります。

そのような人はどのような角度から「美意識が生まれる」のかに「関心を高める」と

後に面白い結果を見ることにも繋がっていくでしょう。

絵に関する知識を提供されて、自分の好みやスタイルを知ることができると

新しい自分発見にもなるので、その人の人生観も少しずつ変わっていくと思います。

そのような感覚の人たちが求めるものは、これからの日本の絵画に必要な要素が隠されていて、

今までと違う角度から画家たちに大きなヒントを投げかけることにもなるでしょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

taesun

画家活動をしています。西洋絵画を専門としていますが、東洋美術や歴史、文化が大好きです。 現在は、独学で絵を学ぶ人と、絵画コレクター、絵画と芸術を愛する人のためのブログを書いています。 頑張ってブログ更新していますので、「友達はスフィンクス」をよろしくお願いします。